2023年5月22日(月)八芳園が創業80年を節目とし、交流文化創造をリードする企業として動き出した八芳園の新たな取り組みとして、「交流文化創造SHOWCASE『Lightscape at HAPPO-EN 四季』」を開催いたしました。
交流を促進しながら、国や地域の文化資源に新しい価値を付与して、まだ価値がついていない魅力的な文化的資源の再発見と再解釈が重要になるという考え方である「交流文化創造」を表現した今回のイベント。
季節の移ろいを楽しむ日本庭園と、クラシック音楽、そしてお料理。これらの文化的資源を融合させることで生まれる新しい価値をお客様へご体感頂きました。
■第一部:木嶋真優氏とスター・プレイヤーズ・アンサンブルによるオリジナルコンサート
第一部では世界で活躍するヴァイオリニスト木嶋真優氏と日本を代表するコンサートマスターや首席奏者、ソリストとしても活躍する面々で構成されたスター・プレイヤーズ・アンサンブルの皆様をお招きし、「ヴィヴァルディ 四季」を演奏していただきました。約1万坪の広大な日本庭園をバックに演奏される、春の陽気や冬の厳しさを表現した「四季」は通常のコンサート会場では見ることのできない壮大な演奏となりました。
また会場“ジュール”内も演奏の春夏秋冬に合わせライティングが変わり、日本を代表するトップアーティストの皆様が奏でる繊細かつダイナミックな至高の音楽を引き立てる空間を彩りました。
■第二部:楽曲を表現した一夜限りの特別コースとペアリングワインを愉しむ贅沢な時間
そして第二部では八芳園統括料理長である新田周平がこのイベントのためだけに開発した一夜限りのメニューを提供いたしました。コンサートのように名付けられた「カーテンライズ」「カーテンコール」は、コースの一番最初と最後にフィンガーフードが配られ、「カーテンライズ」ではヴィヴァルディの出身地であるイタリア・ヴェネツィアを、最後の「カーテンコール」ではヴィヴァルディの没地となったオーストリア・ウィーンの料理を提供し、ヴィヴァルディの生涯を表現。コース料理では「ヴィヴァルディ 四季」からインスピレーションを受け、一皿一皿に春夏秋冬を落とし込んだジャンルに捉われない八芳園の新しい創造的な料理を皆様にお届けしました。
「ヴィヴァルディ 四季」からインスピレーションを受けたコース料理
〈カーテンライズ@Venezia〉
蟹とアスパラガスのトルタ、榛名湖ワカサギのカルピオーネ、烏賊墨とポレンタのクロケッタ
〈RV269 Primavera 春〉
菊花のスフォルマート 若竹と鶏のブロード 生け花とペコリーノ リトルネッロのしらべ
〈RV315 Estate 夏〉
鰆とトマトのタグ―リオ、タプナード フィノッキオのピストゥ 茄子のスキアッチャーレ
〈RV293 Herbst 秋〉
あぶり鴨とオーガニックビーフ、発酵野菜 山葡萄と秋のザウアーブラーテン仕立て
〈RV297 Winter 冬〉
キルシュトルテ ショコラとチェリー 春の協奏
〈カーテンコール@Wien〉
ザッハトルテ キプフェル ヴィントボイテル
また八芳園チーフソムリエである松山英樹と、4月25日にリニューアルオープンをした八芳園内レストラン「RESTAURANT ENJYU」のソムリエを務める安亮と塚田琴美が、ヴィヴァルディの出身地であるイタリアワインを中心に、料理を引き立てるペアリングワインもご用意。八芳園がプロデュースした「音楽」と「食」の協奏で新たな交流文化を生み出しました。
■スペシャルコンテンツ「Lightscape in Japanese Garden 四季」
八芳園の日本庭園では昨年秋冬、そして春と季節に合わせたライティングで約3万人が来園した八芳園Lightscape in Japanese Garden。新しい日本庭園の楽しみ方を追求していくこのイベントプロデュースを手掛ける八芳園 執行役員 統括支配人 関本敬祐が、この度第4弾をこのイベントのためだけにプロデュース致しました。音楽に合わせ、春夏秋冬をモチーフにしたライティングで彩られた庭園は四季の移り変わり、日本らしい美しさを感じられる幻想的なひとときをお過ごしいただきました。
八芳園ではこれまで培ってきた”ワンストッププロデュース力”を活かした企画力で、お客様が抱える課題やご要望を丁寧にヒアリングし、最適なイベントプロデュースをご提案いたします。
produce by Happo-en produce team
株式会社共立ライティング