結婚式には、「キリスト教式」「人前式」「神前式」という3つの代表的な挙式スタイルがあります。
それぞれが異なる歴史や背景を持ち、着用する衣裳や式の進行、誓いを捧げる対象、取り入れられる演出などに違いがあります。
スタイルによって感じられる雰囲気も大きく異なるため、おふたりが大切にしたい価値観に合わせて、心惹かれる挙式スタイルを見つけてみてください。

次の章からは、それぞれの挙式スタイルの特徴や魅力をご紹介いたします。

チャペルで聖歌隊の歌声やピアノの音色に包まれて執り行われる、最も広く親しまれている挙式スタイルです。

牧師の導きのもと進行し、キリスト教のしきたりに則って神に愛を誓います。

新婦様は純白のウェディングドレスとベール、新郎様はタキシードを纏い、厳かで感動に満ちた雰囲気が広がります。

格式ある王道のセレモニーを望む方、バージンロード入場や誓いのキスなど象徴的なシーンにこだわりたい方におすすめのスタイルです。

宗教や形式にとらわれず、参列してくださったゲストに対して誓いを立て、証人になってもらうスタイルです。

内容を自由にアレンジできるため、おふたりらしさが表現され、和やかで温かみのあるセレモニーが叶います。

衣裳も自由度が高く、ウェディングドレスや和装など、おふたりの好みに合わせて選ぶことができます。

笑顔に包まれるアットホームな雰囲気が魅力で、オリジナル挙式を希望する方や、ゲストも参加できる演出を取り入れたい方、ご家族やご友人との距離感を大切にしたい方におすすめです。

神前式は、日本古来の神道に基づく伝統的な挙式スタイルです。

神殿や神社で執り行われ、厳かな空気の中で古くからの儀式を重んじたセレモニーが行われます。

新婦様は白無垢や色打掛、新郎様は黒紋付羽織袴の装いで、神様に見守られながら夫婦として結婚の誓いを立てます。

落ち着いた静けさと格調高い雰囲気の中で、ご家族や親しい方々と心温まる時間を過ごせるのが特徴です。

和装での挙式をご希望の方や、日本の伝統を大切にしたい方、両家の絆を深めたい方にふさわしいスタイルです。

八芳園では、縁結びの神様「大国主大神」を祀る神殿で、出雲式の神前式を執り行っております。