感謝の気持ちを届ける、結びの手紙の書き方
Wedding Topics
2025.10.24
2025年10月、八芳園は全館をリニューアルし、受け継がれてきた日本庭園とともに“日本の美意識”が息づく新たな空間として生まれ変わりました。
今回のリニューアルでは、伝統と現代の感性を融合させた2つの披露宴会場が新たに誕生。
本コラムでは、そのコンセプトや細部に込められたデザイナーの想いをご紹介いたします。
目次
私たちは知っている。
⾒上げる⽉のうつくしさを。
私たちは知っている。
⾒おろす⽉のうつくしさも、また。
湖⾯をいろどるやわらかな輝き。
おだやかな⾵、光のゆらぎ。
⽔を介して。⾵を介して。
うつくしさは、在り⽅を変える。
そんな、⽇本の美が宿る場所。
【HAKOU】のコンセプトは『やわらかに、輝くもの。』
“月夜”をテーマに、庭園の池にうつりこむ淡くゆらぐ月の光を表現した会場です。
金と黒を基調としたシックな空間は、重厚感がありながらも大人の上品さと華やかさを感じられます。
天井は水面を表しており、天井奥にあしらわれた揺らぎのある素材が、ほのかに光を反射させることで、まるで池に映る月の情景のような幻想的な輝きを描き出しました。
おふたりのご披露宴のひとときが、水面にきらめく光のように心に残る美しい時間となりますように—。
そんな想いが込められています。
⾵に揺られてささやく⽊々のこえ。
光と影がうつしだす⽊々のいろどり。
こころのままに過ごす。
⾃然と⼈の⼿とがうみだす ぬくもりに満ちた穏やかでやさしい時間を。
⾃然と、⽇本の美意識と。
【KIOTO】のコンセプトは『木々の畔で。』
“寄木の宝箱”をモチーフにした、自然のぬくもりと日本の伝統美が調和する披露宴会場。
最も庭園に近く、目の前に広がる四季の風景を感じられる明るい空間です。
富山の職人による組子細工を全面にあしらい「木漏れ日の中にいるような、爽やかで開放的な空間を」というデザイナーの想いが表現されています。
また八芳園の庭園の木々を撮影し、その写真を床のカーペットデザインに取り入れることで、自然とのつながりをより深く感じられる設えに仕上げました。
専用のテラススペースも備えており、上質さの中にぬくもりを感じながら、心からくつろげる特別なひとときをお過ごしいただけます。
いかがでしたでしょうか。
デザイナーや職人の手によって丁寧に仕上げられた上質な空間が、おふたりの特別な一日を心あたたかく彩ります。
次回は、リニューアルした八芳園のメインロビーをご紹介いたします。
感謝の気持ちを届ける、結びの手紙の書き方