特別な一日を彩る、ウエディングBGM特集―前編―

Wedding Topics
2025.07.17
披露宴の時間を彩るBGMは、おふたりらしさをより印象的に演出してくれる大切な要素のひとつ。
本コラムでは、八芳園の音響チームがシーンごとに厳選したおすすめの楽曲をご提案しています。
前編では「ご入場」から「中座」のシーンに合わせた楽曲をお届けしましたが、今回は後編として、「花嫁の手紙」から「エンドロール」までのおすすめBGMをご紹介いたします。
目次
新婦様が親御様に向けて、これまでの深い感謝とこれからの決意を伝える、心に響く特別な瞬間。
会場全体が感動に包まれる大切なシーンに、優しく寄り添ってくれる楽曲をご紹介いたします。
1.『糸 ピアノバージョン』(中島みゆき)
「縦の糸はあなた 横の糸は私」という美しい歌詞が結婚式にぴったりで、あらゆる世代のゲストの心に深く響くという点でも、この特別な場面におすすめの一曲です。
2.『未来へ ピアノバージョン』(Kiroro)
母のもとを離れ、新たな人生へと歩み出す娘の想いを描いた一曲。
親御様への感謝の気持ちを綴る手紙のシーンに、そっと寄り添ってくれる楽曲です。
3.『手紙 ~愛するあなたへ~ ピアノバージョン』 (藤田麻衣子)
「お父さん お母さん」という呼びかけから始まるこの曲は、素直で温かな言葉で紡がれた歌詞が、親御様への深い感謝の気持ちをさらに美しく伝えてくれます。
あえてピアノバージョンをお選びいただくことで、想いを込めた新婦様の声が会場に響き、ゲストの皆様の心に深く刻まれるひとときとなることでしょう。
1.『The Rose』(Bette Midler)
“愛”の本質を、花や川の美しい比喩で表現した詩情豊かな名曲です。
静寂の中にも力強さを秘めたメロディーは、会場全体を深い感動に包み込みます。
2.『How Long Will I Love You』(Ellie Goulding)
柔らかなピアノの旋律と歌声で始まるラブソング。
「どれくらいあなたを愛していられるだろう」「どれくらいあなたが必要なのだろう」「どれくらいあなたと一緒にいられるだろう」「どれくらいあなたを抱きしめていられるだろう」と、愛する人への深い想いが様々な形で綴られ、その歌詞には「これから先もずっと」という永遠への誓いが込められています。
3.『Because You Loved Me』(Celine Dion)
自分のことを愛してくれた、支えてくれた人への感謝の気持ちを歌った心温まるバラード曲です。
披露宴の結びにもふさわしい一曲として、会場全体を温かな感動で包み込んでくれます。
親御様への感謝の想いを込めて、花束や記念品を贈る贈呈セレモニー。
ゲストがあたたかく見守る中、親子の様々な想いが交錯するこの場面は、会場全体を深い感動に包み込み、特別な記憶として心に刻まれます。
そのようなシーンを演出するのにふさわしいBGMをご紹介いたします。
1.『愛をこめて花束を』(Superfly)
タイトルと歌詞が、まさに贈呈セレモニーにふさわしい一曲。
感動に包まれながらも、明るくあたたかな雰囲気で感謝を伝えたいおふたりにおすすめです。
2.『沈丁花』(DISH//)
母への感謝の想いを、「いつもいつもありがとうね」とまっすぐな言葉で綴った一曲。
そんなシンプルであたたかなメッセージが、心にそっと届きます。
明るく軽やかなリズムが印象的で、贈呈のシーンを優しく彩りながら想いを伝えたい方におすすめしたい楽曲です。
3.『アイノカタチ』(MISIA Feat. HIDE)
「あのね 大好きだよ」——大切な人への想いを、飾らない言葉で紡いだ楽曲。
しっとりとした空気感の中で感謝を伝えたい時にも、笑顔あふれるあたたかな雰囲気を大切にしたい時にも、おふたりの想いに合わせて表情を変えてくれる一曲です。
1.『The GIFT』(Blue)
槇原敬之さんがBlueのために書き下ろしたこの曲は、「ギフト(=愛)とは、受け取るよりも多くを与えること」という深いメッセージが込められています。
爽やかで心地よいメロディーが特徴で、結婚式の定番ソングとして多くの方に愛されています。
おふたりの新しい門出を祝うにふさわしい、あたたかく優しい一曲です。
2.『The Best Day』(Taylor Swift)
幼い頃からの思い出を振り返りながら、両親への感謝の気持ちを伝える歌詞が印象的な楽曲。
ほどよく明るく爽やかな雰囲気を演出してくれるため、贈呈のシーンによく合います。
3.『You raise me up』(Celtic woman)
バイオリンの優しい音色から始まるこの曲は、穏やかで温もりのある歌声と心に残るメロディーが、感動的なひとときをより深く印象づけてくれます。
「あなたがいることで私は強くいられ、前に進むことができる」そんな想いが込められた歌詞は、親御様にもまっすぐに届くことでしょう。
披露宴もいよいよお開きの時間。
「これからのおふたりの未来が、永遠に輝き続けますように」
ゲストの皆さまがあたたかな拍手と心からの祝福で送り出してくれます。
そんな美しい思い出の締めくくりに華を添えてくれる、楽曲をご提案いたします。
1.『ありがとう』(井上陽水&奥田民生)
「ありがとう」という言葉が印象的に繰り返されるこの曲は、感謝の気持ちを届けたいときにぴったり。
軽やかで明るい曲調が会場をあたたかく包み込み、ゲストへの想いを心地よく伝えてくれます。
2.『ハルノヒ』(あいみょん)
ふたりでいることの幸せを綴った、温もりあふれる楽曲。
「どんな未来がこちらを覗いてるかな」という歌詞には、これからはじまる新たな人生への希望が込められており、ご退場のシーンにそっと寄り添ってくれます。
3.『喜劇』(星野源)
家族との何気ない日常をあたたかく描いた一曲。
リズム感のあるサビと、自然と笑顔になれる穏やかなメロディーが、披露宴の締めくくりにふさわしい楽曲です。
1.『Just The Way You Are』(Bruno Mars)
冒頭のコーラス部分から、晴れやかな雰囲気でご退場いただけます。
「君は本当に素敵だからありのままでいてほしい」という想いをまっすぐに届ける歌詞が、おふたりの門出を優しく後押ししてくれます。
2.『10,000 Hours』(Dan + Shay & Justin Bieber)
「君のことを知るためなら、愛するためなら、1万時間でも使うよ」そんな熱い想いが綴られたこの曲は、明るく爽やかなメロディーとともに、おふたりの未来への一歩を軽やかに彩ってくれます。
3.『One Call Away』(Charlie Puth)
「君のためならいつでも駆けつける、君の笑顔が見られたらただそれだけでいい」まっすぐな愛を伝える歌詞と、落ち着いたメロディーが心に残る一曲。
しっとりとした大人の雰囲気でご退場したい新郎新婦様にぴったりです。
参列してくださったゲストへ、感謝の気持ちを伝えるエンドロール。
「ありがとう」と「これからもよろしく」の想いを込めて、余韻とともにいつまでも心に残るBGMをご紹介いたします。
1.『明日晴れるかな』(桑田佳祐)
恋愛ドラマの主題歌としても親しまれているバラード曲。
穏やかなイントロからサビに向かって徐々に盛り上がっていく旋律が、エンドロールのシーンに心地よく寄り添ってくれる一曲です。
2.『そばにいるよ』(Uru)
「健やかなるとき病める時も あなたと私でいられますように」
そんな結婚式にふさわしい歌詞が印象的な一曲。
おふたりのこれからの歩みを、あたたかく見守ってくれるような優しさを感じさせてくれます。
3.『満ちてゆく』(藤井風)
優しいピアノの音色とやわらかな歌声が、結婚式の余韻をそっと包み込むように流れるエンドロールにぴったりの一曲。
「何もないけれどすべて差し出すよ 手を放す、軽くなる、満ちてゆく」というサビのフレーズが、ゲストへの感謝を静かに伝えてくれます。
1.『A Thousand Years』(Christina Perri)
“永遠の愛”をテーマに紡がれた、美しいバラード曲。
静かに響くピアノの旋律から始まり、物語のように感情が高まっていく構成が印象的です。
「1000年でも何年でも、あなたのことをずっと愛していく」という想いが込められたこの曲は、心に深く残るエンドロールの一曲としておすすめです。
2.『Perfect (Duet Ver.)』(Ed Sheeran with Beyoncé)
「僕にはもったいないくらい、今夜も君はとてもきれい(=Perfect)だよ」というフレーズが印象的で、両想いの愛のかたちが美しく表現されています。
まるで映画のワンシーンのような世界観が広がるこの楽曲は、洗練された大人の雰囲気を演出したいおふたりにぴったりです。
3.『Speechless」(Dan + Shay)
「君は素敵すぎて言葉がでてこないよ」そんな歌詞がおしゃれな一曲。
大切な一日に相手を想う、純粋な気持ちを届けてくれます。
洋楽ならではの軽やかなリズムとメロディーが、感動を誘いながらも重くなりすぎない心地よい雰囲気を演出してくれます。
前編・後編とお届けしてきた、八芳園音響チームがご提案する「BGM特集」ですが、いかがでしたでしょうか。
披露宴で使用した楽曲は、いつまでもおふたりの記憶に残る大切な一曲となるはず。
おふたりらしさを演出してくれる楽曲で、心に残る特別な一日をお過ごしください。
特別な一日を彩る、ウエディングBGM特集―前編―