高砂チェアとは
2023.11.16
おふたりの歴史本「アニュアルレター」
八芳園で結婚式をする全ての方にお渡ししている「アニュアルレター」。これは、結婚式を迎える前からおふたりにずっと寄り添い、ご夫婦、ご家族と共に歴史を刻む「歴史本」です。今回は、アニュアルレターについてご紹介します。
アニュアルレターとは?
アニュアルレターは“夫婦の歴史本”です。新郎様は左表紙から、新婦様は右表紙から、毎年訪れる結婚記念日ごとに1ページずつ、お互いへの「感謝の気持ち」と「これからの想い」を綴っていきます。そして、毎年1ページずつ綴っていくと、金婚式となる結婚50周年にふたりのページが見開きとなって出会います。
長い年月を共に歩むからこそ、アニュアルレターは、使い込むほど味の出る木のケースに入れてお渡ししています。このケースの木材は、”生きている木”と言われている1本のタモの木からできており、花嫁道具で有名な福岡県大川市の職人によって1つ1つ手作業で作られています。また、長い年月の間には、アニュアルレターケースには、シミや日焼けなど様々な傷ができることもあるでしょう。そんな年月による変化も共に夫婦として歩んだ歴史と感じていただけるはずです。
ふたりの感謝式。
結婚式当日までは、どのような1日にしようか、どうしたらゲストの皆様に喜んでもらえるか・・そんな期待や不安のお気持ちでご準備を進めていらっしゃると思います。また、結婚式の準備期間は、今までの人生を振り返り、お互いの未来のことを考えることができる時期でもあります。
その様な結婚式準備期間もたいせつに、ご結婚式へ向けて素敵な一歩を踏み出すために、八芳園では「ふたりの感謝式。」を行っております。
この「ふたりの感謝式。」では、八芳園にてたくさんのご夫婦のはじまりに立ち会ってきた牧師先生より、ご結婚式を迎えるおふたりに、今、たいせつにしていただきたいメッセージをお贈りいたします。改めて、結婚をすることの意味やお互いへの素直な感謝の気持ちを感じることができる、優しいひとときをお過ごしいただきます。
また、「ふたりの感謝式。」の中では『0ページ目のアニュアルレター』をお渡しいたします。今しかない準備期間の想い出をよりたいせつに残していただきたいと考えています。
結婚式当日
アニュアルレターの1ページ目は、結婚式当日までにおふたりに綴って頂き、当日お持ちいただいております。挙式前には、お互いに綴ってきたアニュアルレターをおふたりで読み合うお時間がございます。
お互いがどのような想いで結婚式に臨もうとしているのか、これから歩む人生にどのような決意を持っているのかを知り、“おふたりだけの誓い”を立てることで、挙式のお時間に感じる想いも変わってくるはずです。
1st Thanks Day!
結婚式から1年。きっと最初の1年は、これから続いていく結婚生活の中でも大きな意味があった時間だったことでしょう。さまざまな出来事を乗り越え、迎えた結婚1周年。この結婚1周年を八芳園でお過ごしいただける「1st Thanks Day!」を開催しています。
そして、この日にはアニュアルレターをお持ちいただいております。結婚1周年は、「紙婚式」。白紙から始まったおふたりの未来を見つめ“幸せを願う日”と言われています。アニュアルレター2ページ目の「1周年」をお互いに書いて読み合っていただけるよう、特別なお時間をご用意しております。
ANNUAL LETTER CEREMONY
八芳園では、結婚式後もおふたりの節目をたいせつにしていただきたい、という想いから、結婚の周年記念を祝うイベントとして「ANNUAL LETTER CEREMONY」を毎月開催しています。
このアニュアルレターセレモニーでは、「アニュアルレター」をお持ちいただき、牧師先生のお話と共に今までのアニュアルレターを振り返ります。また、一組ごと祭壇へと進み、牧師先生より、結婚周年証明書を受け取ります。
いつもは忙しくてなかなか想いを伝えられないご夫婦も、今までを振り返り、絆を深めていくお時間にしていただけることでしょう。「いつもありがとう」「これからもよろしく」といった想いを交わし、おふたりの原点に戻り、新たな夫婦の歴史を刻みはじめることができます。
アニュアルレターはご夫婦の歴史そのものです。この本と共に月日を重ね、何度でも八芳園にお帰りいただきたいと、私たちは考えています。結婚式を挙げた場所は、何度も初心に立ち返ることができ、明日に向かう活力や心のよりどころともなるたいせつな場所でもあります。八芳園は結婚式の1日はもちろんのこと、挙式を挙げた後も、いつでもお帰り頂ける生涯式場として、心に残る素敵な一日を創っていきます。