海外で暮らすおふたりだからこそ、ご結婚式では久しぶりに再会するご友人やご親族との交流の時間を大切にしたい――そうお話しくださったおふたり。
「大切なゲストの皆さまと集い、共に食事を楽しみたい」という想いが込められた当日は、
おふたりがこれまで紡いできたご縁が集まり、新たな未来への一歩を刻む日となりました。
そんなおふたりのこだわりが随所に光る、心温まるウエディングストーリーをご紹介いたします。
ワインボックスセレモニー
日本のワイン発祥の地である山梨県ご出身の新婦様にちなみ行われたのは、「ワインボックスセレモニー」。ワインのボックスにはゲストの皆様からの祝福のメッセージが添えられ、この特別な日をいつでも思い出せる、まるでタイムカプセルのようなワインボックスが完成しました。
ゲスト皆様との交流を ~各卓食事~
「当日はゲストの皆さまとたくさん交流したい」とお下見の際にお話ししてくださった新婦様。
海外にお住まいのおふたりにとって、久しぶりにお会いするゲストの皆さまとの時間は、何よりも大切なひとときでした。
披露宴では、各テーブルをまわりながらご友人とお食事や会話を楽しみ、笑顔あふれる温かな時間をお過ごしになりました。
Memories
娘の最後の身支度を整え、新たな門出を祝福する「紅差しの儀」。 筆先から伝わるお母様からの深い愛情に、新婦様も思わず微笑み、温かな空気に包まれるひとときとなりました。
海外からくるゲストにも日本文化を体験してほしいという想いからおふたりが選ばれた出雲式の神前式。
厳かな雰囲気の中で交わされる誓いは、ゲストの皆様の心にも深く響き、温かな思い出として刻まれたことでしょう。
7月の晴天の下で行われた花嫁御寮。
緑が美しい庭園に朱傘が鮮やかに映え、ゲストからの祝福もひときわ心に残るひとときとなりました。
大ぶりなお花がお好きな新婦様にぴったりの、ダリアやピオニーを取り入れた会場装花。
メインバックのドレープにはテラコッタを差し色に、大人っぽくアンティークな雰囲気に仕上がりました。
披露宴は、両家お父様へサプライズの「バージンロード風入場」で幕開け。
お父様からブートニアを胸元に託された新郎様は、お父様と腕を組み、歩みを進める新婦様へ決意に満ちたまなざしを向けていらっしゃいました。
結びのセレモニーでは、おふたりが手作りをした三連時計が贈呈されました。
一枚板から作られた三連時計は、並べると木目が繋がり、「遠くにいてもいつも一緒」「いつもありがとう」というおふたりからの想いが記されています。
ゲストの皆様との交流を大切に、進行や演出の一つひとつに想いを込められたおふたり。
結婚式当日は、これまで紡いできたご縁がより一層深まり、おふたりの未来へとつながるかけがえのない一日となりました。
これからもおふたりの歩まれる道が、たくさんの笑顔と温かな絆に包まれますように。