結婚式は、おふたりが夫婦となる誓いを交わす、人生の節目であると同時に、これまで支えてくれた方々へ感謝の気持ちをお伝えする日でもあります。
笑顔、涙、交わす言葉、そっと触れた手のぬくもり。
そのひとつひとつが、かけがえのない時間として心に刻まれていきます。
これまでの感謝の気持ちや、これからもずっと繋がっていたいという想いをのせて・・・
結婚式は、おふたりだけでなく、みんなで描く未来へのはじまりの日です。
そんなあたたかな時間が詰まった、おふたりのウエディングストーリーをご紹介いたします。
ゲストと共に描く、
世界に一つだけのアート
おふたりがウェルカムスペースに設けたのは、真っ白なキャンバスに、ゲストが一筆ずつ色を入れることで完成する“ウエディングキャンバス”。
お祝いの気持ちを込めて描かれる一筆には、「おめでとう」の祝福や、懐かしい思い出、これからの幸せを願う想いが込められています。
幸せなお時間を共有し、気持ちを重ねて生まれるその一枚は、まさにふたりの“はじまり”を彩る世界に一つだけの一作。
ゲストの笑顔とともに完成するアートは、きっとこれから先も、見るたびに心があたたかくなる宝物になったことでしょう。
幸せのおすそ分け
ご披露宴では、ご友人をおふたりのもとにお招きして、八芳園伝統「祝い鯛の土鍋炊き込み御飯」を、心を込めてよそい幸せのおすそ分け。ほかほかと立ちのぼる湯気とともに広がる、やさしい香り。
炊き立てのご飯と一緒に、おふたりの「ありがとう」の気持ちを届ける…
そんなあたたかな演出に、ゲストからも思わず笑顔がこぼれます。
おふたりらしい感謝のかたちが、会場全体をやさしく包み込むような時間になりました。
Memories
挙式の前には、いつも支えてくれたご両親に、特別な一日を迎える姿を真っ先にお披露目するファミリーミート。
振り返ったご家族と目が合った瞬間、こみ上げる想いにおもわず涙がこぼれる新婦様。
その隣で少し照れくさそうに微笑む新郎様の姿。
どんな言葉よりも心が伝わる瞬間に、ご家族様にも自然と笑顔が溢れました。
オリエンタルチャペルで、大切な娘を託す、その瞬間。新郎様とお父様が深く一礼を交わします。
言葉は交わさずともそのお辞儀には「これから、どうぞよろしく頼みます。」としっかりとした想いが込められていました。
幸せのバトンをつなぐ、ブーケトス。
宙を舞うブーケに込められたのは、新婦様のご友人へ向けた「ありがとう」と「幸せになってね」の気持ち。
ブーケをキャッチするゲストも、見守るゲストも、自然と笑顔があふれる時間に。
会場装花に選んだのは、新婦様がずっとお好きだった花。
色合いも、咲き方も、そのひとつひとつが、おふたりらしい温かみのある1日を彩りました。
ウエディングケーキ入刀の後には、ご両親からおふたりへ「ラストバイト」を。
大切に育ててくれたご両親への感謝と、親御様からおふたりのエールが交差する、親子の絆を感じるワンシーンに、会場内は感動に包まれました。
結びには、大切なご両親への感謝の想いを形にした「子育て感謝状」と「体重米」をお渡ししました。
「子育て感謝状」にはこれまでの愛情への感謝が込められ、笑顔と共に感動の瞬間に。
また、「体重米」はおふたりの誕生時の体重をお米に託し、心温まる贈り物となりました。
結婚式において「ゲストとの時間を大切にしたい」とお話ししていたおふたり。
その想いは、演出のひとつひとつに込められ、大切な人たちと心を通わせるあたたかな時間となりました。
これまでの感謝を伝え、これからの未来を共に描くような1日は、おふたりにとっても、ゲスト皆様にとっても、人生を鮮やかに彩るかけがえのない時間となったことでしょう。