おふたりが結婚式を迎えた日は、とても空気の澄んだ晴れた日で、八芳園の日本庭園は紅葉の見ごろを迎え、陽光に透けた葉が折り重なり鮮やかな色彩で輝いていました。
初めてご来園された際に、自然を感じる庭園と、そんな自然に囲まれた壺中庵を気に入ってくださったおふたり。親御様やご家族の皆様に気に入ってもらえるよう、そして、ゲストの皆様同士の交流も深まるような1日にしたいと話してくれました。
自然に囲まれながら美味しい料理と楽しい会話で、大切なゲストの皆様とともに特別なお時間を過ごされた、おふたりのウエディングストーリーをご紹介します。
鮮やかに色づく庭園で花嫁御寮
出雲殿の厳かな挙式後は、壺中庵の専用庭へと続く道のりを、朱傘の下お母様のお手引きにて花嫁御寮を。新婦様にとってもお母様にとってもお互いを想い合う、特別な時間に。
晴れ渡る澄んだ空のもと、紅葉で彩られた庭園をご家族皆でゆっくりと練り歩き、ご家族とともに過ごすあたたかい時間となりました。
大切なゲストと過ごす祝宴
おふたりを待つ壺中庵の会場へ。ゲストの皆様に拍手で迎えられ、おふたりが入場。新婦様は艶やかな色打掛にお召し替えし、おふたりの言葉でゲストの皆様へウエルカムスピーチを行いました。
ご見学の際、壺中庵の「藤の間」から眺める景観を気に入ってくださったおふたり。
大切なゲストの皆様とともに、窓からの景色も楽しみながら和やかな宴がスタートしました。
Memories
挙式前の、紅葉で色付く日本庭園でのソロショット。
綿帽子に紅葉のシルエットが綺麗に映り、この瞬間ならではの趣き深い一枚に。
おふたりが出雲殿での挙式に決めるきっかけの一つとなった、中央に架かる太鼓橋。
親御様やご家族がおふたりの誓いの瞬間を見届けていただきました。
壺中庵の専用庭園ではゲストの皆様と記念撮影。
挙式の緊張も解けて、和やかな雰囲気に包まれました。
黒地と赤絞りのコントラストが美しい上品で艶やかなお着物。
鶴や松、紅葉などの伝統的な文様をあしらった壺中庵の空間にリンクした、映える一着。
壺中庵の結婚式で定評のある演出の一つ、祝い鯛の塩釜開き。
塩釜を木槌で「よいしょ!よいしょ!」の掛け声に合わせて開けば、中から美しい姿の鯛が現れます。和装だからこそ映える珍しい演出に、ゲストの皆様も一緒に盛り上がりました。
先程の塩釜から開いた鯛は、土鍋の炊き込みご飯として皆様にお召し上がりいただきました。
目でも楽しめるお料理に、ゲストの皆様も思わず笑顔に。
結婚式は、自然を感じる空間と美味しいお料理で、お互いご家族の交流を深める時間にしたいと仰っていたおふたり。親御様やご家族とともに過ごした、おふたりらしくあたたかい結婚式となりました。
和婚ならではの厳かな挙式や、和やかに過ごす宴の演出で、おふたりらしい特別な一日となったことでしょう。