おふたりが今日という日を迎えられたのは、今までいくつものご縁が紡ぎ合わされ、たくさんの大切な人たちと出会ってきたからこそ。人生のターニングポイントで支えてくれた人たちは、おふたりにとって心強い家族のような存在です。
そんな大切な方々への想いを改めて感じ、結婚式では、「感謝とこれからの気持ち」を伝えたいと考えました。
過去の思い出を未来へ紡ぎ、これからのゲストとのご縁を紡ぐ。そんな一日になるように。おふたりと、ここに集う皆様で創り上げた、ウエディングストーリーを紹介します。
全員で創りあげる
「結婚証明書」
新郎新婦とゲスト全員が水引を紡ぎ、創り上げていく結婚証明書。古くから日本で尊ばれてきた水引の結び目は、簡単には解けないことから、人と人との絆を強く結ぶといわれています。
新郎新婦とゲスト、ゲスト同士のご縁も糸のようにつながり、寄り添うことで、強い結びへとなる、そんな願いが込められた、世界に1つだけの結婚証明書となりました。
おふたりで紡ぐ
「アニュアルレター」
挙式前、衣裳をまとったおふたりが、互いへの想いを綴った「アニュアルレター」を交わしました。
アニュアルレターとは、新郎新婦がそれぞれの側から、毎年訪れる結婚記念日ごとに1ページずつ、お互いへの「感謝の気持ち」と「これからの想い」を綴っていく夫婦の歴史本。一年に一度、ページを重ねていくと、金婚式を迎える結婚50周年に、おふたりのページがちょうど見開きで出会うように仕立てられています。
これまで歩んできた日々への感謝。 これから紡いでいく未来への約束。胸の奥にある言葉を分かち合い、おふたりだけの誓いを立てる、挙式に向かう前の静かなひとときとなりました。
Memories
挙式の衣装としてお選びになられたのは、KOTOHOGIの色打掛。
古典文様「檜垣」を地にあしらい、ハマナスを描いた一着です。 ハマナスの花言葉は、「幸せな誓い」。人生でもっとも美しく、もっとも幸せな瞬間である結婚式に、これ以上ないほどふさわしい花です。黄色から藍色へと美しくグラデーションを織りなす花々は、 夏には涼やかに、冬には澄んだ空気をまとうように凛と、四季折々の表情で、新婦様を彩ります。モダンなハマナスの色打掛が、新婦様の晴れやかな佇まいを際立たせました。
お母様と過ごす特別なひととき。 そっと紅筆を運ぶ眼差しには、新婦様への深い愛情と祝福が。お母様から贈られる最後のお支度は、言葉にせずとも伝わる想いが、紅にそっと込められ、 母娘の、忘れられない時間となりました。
日本の伝統を大切にした神前式。新婦様は、お母様のお手引きでゆっくりと神殿へ。 そっと添えられた手のぬくもりに、これまでの感謝が重なります。
そして、ご両家ご一緒に、神殿の中央に架かる橋を渡られました。 ふたつの家族が、同じ橋を渡り、ひとつの家族へ。 あたたかな絆に包まれた、しあわせな時間となりました。
厳かな神前式後は庭園へ。 張りつめていた空気がふっとほどけ、おふたりの表情にも、やわらかな笑顔がこぼれます。
そして、列席者の皆様と集合写真を。庭園を背景に、この一日を見守ってくださった大切な方々との一枚が残されました。
大きな窓から、やわらかな光がそっと差し込むKIOTOの会場。 壁面に施された繊細な組子細工が、光を受けて美しい陰影を描き出します。
その凛とした空間に寄り添うように、季節のお花を主役にしたコーディネートを。 木の温もりと、花々の自然なたたずまいが溶け合い、ゲストをやさしく包み込む、穏やかでぬくもりのある会場になりました。
ケーキカットのあとは、サプライズでお母様への「サンクスバイト」。
これまで愛情のこもったお料理で育ててくれたお母様への「ありがとう」を込めて、おふたりから感謝の一口を。突然のお呼び出しに驚きながらも、嬉しそうに笑顔を浮かべるお母様。
会場全体が温かな感動に包まれた、心に残るひとときとなりました。
おふたりと、ご家族、ご友人、今日この場に集ったたくさんのご縁が紡ぎ合わされ、かけがえのない一日となりました。
結婚式で過ごしたひとつひとつの瞬間は、おふたりがこれまで出会ってきた方々との”ご縁”があったからこそ生まれたもの。 ゲストの皆さまから受け取ったあたたかな想いを、未来へとそっと手渡していく。そして、この日に集った皆様との新しいご縁が、これからのおふたりの人生をやさしく彩っていくことでしょう。
ひとつひとつの想いが、確かに紡ぎ合わされた一日。 おふたりの歩む未来が、末永く幸せに満ちたものでありますように。