妊婦中の結婚式は体調面も含め、不安なことがたくさんありますよね。
特に衣装に関しましては「打ち合わせで選んで決めたときの体型と当日の体型が変わってしまっているのでは」「当日苦しくなったりしないのか」などご不安のお声も頂くことがございます。
今回は八芳園の提携衣装室「FOUR SIS &CO.」の衣装コーディネーターに聞いた、マタニティウエディングでも安心して着られる衣装のご紹介を致します。

ウエディングドレス

FOUR SIS &CO.では、自社でデザインから製作しているオリジナルドレスが全体の約7割。その中でも約8割は、バックスタイルが「編み上げ（レースアップ）」になっています。編み上げタイプにより、体型に合わせて締め付け具合の調整が出来、そして背中部分の生地がギャザー仕様になっておりますのでお体にフィット、妊娠中も安心してお召しいただくことが出来ます。また、同デザインでも基本的に3号～21号の展開があります為、妊娠中はもちろん、ドレス選びのタイミングにご懐妊された場合でも諦めることなく、気に入ったドレスをサイズ変更して、当日お召しいただくことが出来ます。
懸念点であるインナーやパニエに関しましても、締め付けが軽減できるマタニティ用のアイテムをご用意しております。

コーディネーターおすすめのドレス〈ジェナ〉

こちらのドレスはサテンの張りのある生地になっており、ふわっとボリュームもあるシルエットなので、お腹を目立たせたくない新婦様にお勧めです。また、ウエスト部分にレース、スパンコールモチーフが施されているのでパターンの境目なども隠れて更に目立たないようになっております。
妊娠中はお腹だけではなく、デコルテ・バストのあたりも体型の変化が現れますが、オフショルダーのお袖でデコルテから二の腕をカバーできてすっきりと見えます。スパンコールもあるので八芳園の庭園で撮影する際もキラキラと輝き、より一層華やかにお写真を残すことも出来ます。

コーディネーターおすすめのドレス〈ジョディ〉

こちらのドレスは、とても軽い為、動きやすく、お腹に負担がかからないので妊娠中でも安心してお召しいただくことが出来ます。また肩から胸元にかけて刺繍が施されてあったり、デコルテには透け感のある素材も使用しており、妊娠で体型の変化が気になる上半身をカバーすることが出来ます。スレンダーラインのドレスの為、パニエ無しでもお召いただけます。パニエはウエストで留めるアイテムですが、それを使用しないことにより、更に負担が軽減され心地よくお過ごしいただけます。まるでワンピースのような着心地のドレスになります。

和装

和装では、基本的にサイズ感やお柄を気にすることなく、沢山のデザインの中からお選び頂くことが出来ます。
※しかし、ご懐妊8か月くらいになると、お腹が大きくなる為、通常より幅広の和装をご案内させて頂くこともございますが、その場合はご案内出来る和装の数が少なくなる可能性もございます旨、何卒ご了承くださいませ。

コーディネーターおすすめの和装

出来るだけお体の負担を減らすことが出来るよう、柔らかい、軽めの生地がおすすめです。生地によって厚みや、織り込んである糸の量が異なり、着物の重みがお選びいただく物によって大きく異なります。ご試着では実際に羽織ってみて重みを体感頂いたり少し歩いてみたりなど、コーディネーターがお打ち合わせの中で様々な観点からお伝えさせて頂きますのでご安心下さいませ。
「八芳園でせっかく和装を着たいのに締め付けが多くて着られるか心配」とご不安の新婦様もいらっしゃいますが、生地が軽い衣装や打掛の下にお召いただく「掛下」や帯などは、締め付けの負担が軽減できるマタニティ用のアイテムを多くご用意しておりますのでぜひご相談下さいませ。

お打ち合わせでは、新婦様のペースでご試着頂けますようご案内させて頂きます。
また、ご来店の回数などに制限はございませんので、ご体調をみながら、お気に召すお衣装をお選びいただきご安心いただけますよう、サポートをさせて頂きます。

「FOUR SIS &CO.」では、日本一を誇るラインナップの中から、おふたりのたいせつな日を彩る運命の1着を衣装コーディネーターがご提案致します。


取材協力・写真提供／FOUR SIS &Co.