ニュース NEWS
結婚式のテーマによって選べる、作れる。今どきの高砂スタイル
結婚準備2022年6月23日
披露宴会場/白鳳館
新郎新婦のおふたりが座る席を高砂(たかさご)と言いますが、どうしてそのように呼ばれるようになったのでしょう。この記事では高砂の言葉の由来や意味、今どきの高砂のデコレーションやスタイルについてもご紹介します。
600年前にもさかのぼる「高砂」の由来
披露宴会場/白鳳館
「高砂」という言葉の由来を辿っていくと今から600年前までさかのぼり、その当時に結婚式の席で謳われた「能」の作品名がルーツといわれています。
「高砂」という作品の能は、兵庫県高砂市にある高砂神社に立つ松の木の生い立ちを謳ったもの。2種類の異なる松の木が1本に合体したその姿を夫婦に見立てて仲睦まじく生涯を添い遂げますようにという願いが込められています。
結婚式における高砂は、新郎新婦の席を意味していますが、結納の場面でも「高砂人形」という言葉で主に関西地域では古くより長寿と夫婦円満を意味する縁起物として贈る結納品のことを指しています。
金屏風バックはもう古い?現代の高砂コーディネート
披露宴会場/サンライト
高砂席というと、ひと昔前までは新郎新婦の座る席のバックに金屏風を配するコーディネートが主流でしたが、現代では結婚式のテーマやスタイルに合わせてバックに飾るオブジェやお花、座る椅子の種類もアレンジできるようになっています。また、ご家族やたいせつな人だけを招待しての少人数ウエディングでは、高砂席を用意せずにゲストと同じテーブルに座って会食を楽しむスタイルも出てきています。
結婚式のテーマやゲストの顔ぶれも考えて高砂スタイルを決めましょう
披露宴会場/白鳳館
招待人数や披露宴会場の規模、結婚式のテーマによってどんな高砂スタイルにするのか、コーディネートはどのようにするかを検討しましょう。忘れてはならないポイントは、お招きするゲスト全員の席からおふたりの姿を見ていただけるよう配慮することです。
格式のある結婚式にするときのおすすめ高砂スタイル
披露宴会場/エール
会社の上司や恩師など、主賓ゲストもお招きしてフォーマル感のある結婚式を目指すおふたりにはゲスト席より一段高い部分にメインテーブルを設けるコーディネートをおすすめします。ゲストの人数が多い場合やご年配のゲストが多い場合などにも好まれるスタイルです。
「高砂ソファ」はゲストを近くに感じるアットホームな結婚式におすすめ
披露宴会場/グレース
友人ゲスト中心の結婚式で人気を集めているのが「高砂ソファ」というコーディネートです。大きなテーブルを設けずにソファや椅子に座って寛げるスタイルで、アットホームな雰囲気を楽しむことができます。高砂ソファのコーディネートの場合、バックやサイドが寂しくならないようにオブジェやお花を飾って華やかに演出するのがポイントです。
会食がテーマの少人数ウエディングではゲストと高砂席を設けないことも
披露宴会場/ウインド
ご家族やごく親しい人を招待しての少人数ウエディングでは、高砂席を設けずにゲストと同じテーブルに座って食事と会話を楽しむスタイルが人気です。しかし20名以上の40名以下の結婚式の場合は長いテーブルだと新郎新婦とゲストの距離が離れてしまうことも懸念されるので、グループごとに丸テーブルを用意し、それぞれのテーブルにおふたりが座れる席を設けておいて移動して回るのも一案です。
ウエディングフェアで先輩カップルの高砂コーディネートをチェック!
この記事では、高砂の意味や由来、おすすめの高砂コーディネートをご紹介しました。どんな高砂スタイルがおふたりの結婚式にぴったりなのかイメージがわからない時や悩まれてしまった時にはいつでも八芳園のウエディングプロデューサーにご相談ください。
結婚式のテーマやゲストのお顔ぶれも踏まえておすすめのスタイルをご提案させていただきます。
また、八芳園のウエディングフェアでは、結婚式を直前に控えた先輩カップルの会場コーディネートも見学することもできますので、まずは気軽にご来園くださいませ。
ウエディングフェアの情報はこちらから